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NHKスポーツ大陸で皆川賢太郎選手が特集されていました

スキー界の革命児!!!



つ~わけで、昨日何気なくBSのNHKを見ていたらアルペンスキーの皆川選手の特集をやっていたので全部見ちゃいました。
つい先日、オリンピック後の去就が注目されているような記事を書いたのですが、実際皆川選手についてあまりよく知らなかったので昨日の特集はとても参考になりましたね~
こういう番組をNHKに作らせるとさすがの出来栄えになります。


冒頭にスキー界の革命児!!って書きましたが、アルペンスキー界で皆川選手はそう呼ばれているそうです。
日本ではあまりアルペンスキーはメジャーではありませんが、ヨーロッパではとても人気があるらしく、皆川選手もあちらではとても有名な選手の1人のようです。
日本の評価より海外の評価の高い選手といってもいいのではないでしょうか?


まず、すごいしびっくりしたのが、現在のアルペンスキーの世界基準を皆川選手が作ったという事。
皆川選手がまだ20代前半で世界でまったく無名だった頃、ある大会である方法を行ったことで突如大躍進し、トップ10に食い込み注目を浴びました。
ここら辺が革命児と呼ばれる由縁ですが、当時のアルペンスキーではスキー板は長いほどいいとされていました。
ただ、皆川選手は世界で1人だけ、「カービングスキー」を初めて使った選手なんだそうです。


カービングスキーとはスキー板の先頭部と後部の幅が太く、中央部は細めに作られています。
そのように側面がカーブしているため、体重をかけると通常の板より曲がりやすくなっていてターンが楽に出来るようになります。
僕がまだスキーをやっていた頃なので10年以上は前だと思いますが、突然流行りだして、一般的には初心者にいいとされていました。

皆川選手はそれまで使っていたスキー板より30cm近くも短いカービングスキーを使用し、世界一のターン技術を習得しました。
今では昔のように長い板を使っている選手は消え、世界のトップ選手も無名の日本人が使っていたカービングスキーを使い、それが世界標準となっているという事です。
う~ん。すごいしかっこいい。


その後、世界のトップに仲間入りした皆川選手は1桁順位を連発し、近いうちに世界一も取れるところまで来ていました。
そして、左足の膝靭帯断裂。
知らなかったのですが、昨年あたりに靭帯断裂して選手生命の危機となっているようなニュースは見ましたが、実はその前にも1度同じ怪我をしていたのです。
身長の高い選手が有利とされているアルペンスキーで皆川選手は173cmと小柄です。
そのため、ターンを他の選手より急角度で行うことでカバーしてきました。
ただ、そのターンは膝に大変負担が掛かるようで、その命とも言うべき膝に大怪我を負ってしまいました。


何ヶ月ものリハビリに、復帰しても痛みとの戦い。
怪我前のような滑りは出来ず引退を考えたそうです。
そこで皆川選手を支えたのはお父さんでした。

皆川選手のお父さんは競輪選手だったそうで、メキシコオリンピックを目指していたのですが、皆川選手と同じ膝の靭帯断裂で引退したそうです。
息子が自分と同じ怪我で苦しんでいる時にかけた言葉は、


「お前の苦しみはわかるが、お前には後悔して欲しくない」


同じ経験をして、夢半ばに引退したお父さんの言葉は重い。
皆川選手は強靭な精神で怪我を克服して復帰します。


そして、あのトリノオリンピック。
1本目3位で折り返した皆川選手は、2本目で惜しくも1つ順位を下げて4位。
その差は0.3秒差。
メダルには一歩及びませんでした。


みんなが惜しかったと言う中、皆川選手のお父さんだけは「よくがんばった」と両手を握ったそうです。
あの怪我を乗り越えて、オリンピックへ出場して、素晴らしい滑りが出来た。
お父さんが叶えられなかった夢を息子が叶えた瞬間だったのではないでしょうか。


そして、今年。雪辱を果たすためのバンクーバーオリンピック。
ただ、今度は右足の膝の靭帯断裂という2度目の大怪我を負ってしまいます。
お父さんはもうがんばれとは言わなかったそうです。
それ以上に自分も同様の怪我をしたせいか、息子の怪我は自分のDNAに原因があるのではと自分を責めました。
皆川選手はオリンピックで結果を残すことで、「お父さんのせいじゃない」事を証明するために再度戦い始めました。


ただ、そのお父さんはオリンピックの雄姿を見ることなく昨年他界。


皆川選手は天国のお父さんへ結果を報告するためオリンピックの舞台に立ちます。



この番組を見て、皆川選手の思いを感じました。
どちらかと言うと今時風の風貌な皆川選手ですが、ものすごいプロ意識が伝わってきました。
2度に渡る怪我やお父さんのことなど辛い経験も多いですが、それをいい訳にはせずただ前向きにチャレンジする事だけを追い求めているように見えます。


前の記事で「こんな大怪我して恐怖はないのかな?」的な事を僕は書いたのですが、こんなの僕がアホアホ過ぎな発言だったようで、当たり前ですが意識の中に恐怖心はなくても体には植えつけられてしまっています。
自分では攻めているようで、後から確認すると自然と膝をかばっていて、命綱であるターンでタイムをロスする。
ワールドカップでもそのせいで結果が出ずに、オリンピック出場を危ぶまれました。


当たり前だ!!怖くないわけない!!


それを克服するためにひたすら練習します。
また、膝の怪我が再発する可能性もあるでしょうけど、攻め続けることだけが結果を出すための唯一の方法です。
ワールドカップでも20~30位あたりの成績で、トリノの時よりもメダルは遠いかもしれません。


ただ、そんな事は関係ない。
攻めるのみ!!


そして、皆川選手が何度か発言していたように、試合後にはこうやって言って欲しい。


「ほらね。出来たでしょ」



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