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「日本サッカーが世界で勝てない本当の理由」を読みました。




目からうろこです!!

サポティスタの編集に携わっている岡田康宏さんの著書「日本サッカーが世界で勝てない本当の理由」を読みました。
発売日は3月24日で780円。
文庫で考えるとちょっとだけ高いですが、これは読んだ方がいいと思います!!
ブックオフとかアマゾンの中古が出てから買うってのも手なんですが、この本は今読まないとおもしろくないと思います。
せめてワールドカップ前には読んでほしいです。

今の岡田ジャパンの問題点を鋭く指摘しています。
はっきり言って「そうだ!そうだ!」と何度もうなずいてしまいました。

僕は日本代表の試合は最終予選には2~3試合見に行きましたし、最近の東アジア選手権で韓国にボコボコにされた試合も見に行きました。
よくこのブログでもグチグチ言っていますが、なんだかんだで結構見に行っている方だと思いますし、なんだかんだで日本代表を応援しています。
ユニフォームも買ったしタオルも持っています。
それなりに貢献している方なんで文句の1つも言わせてもらってもいいだろと勝手に思っているわけですが、結局そのグチをつまみにしておいしい酒を飲んでいるので僕もよく言われる世界一優しいサポーターの1人なんでしょう。

僕なりに現在の状況をいろいろ思うことがあって、このブログにもまとめたものを書こうと何度も下書きしているのですが全部ボツっています。
それは、僕に文才がないのはもちろんですが、あまりにいろんな面での問題がありすぎてまとめきれないから。
監督、協会、選手選考、戦術、気持ち、対戦相手、サポーター。

例えばこれまでのように「決定力不足!」みたいな1つを直せば何とかなるんじゃないかって言う状況ではないと思っているので、問題を挙げ始めるといろいろ飛び火しちゃってまとまりのない長文になっちゃいます。
それがさすがはプロの方なのでこの本には僕が思い描いてた問題点がちゃんと書かれていて、読んでいてスッキリしました。
僕は「トルシエジャパン」の時が一番だったと今でも思っていて、トルシエ暇そうなんだから監督にしちゃえば?って考えなんですが、これについてはいろいろ意見があると思います。
ただ、この本では明確には書かれていませんが「トルシエ肯定派」っぽいので、そこも何だか同じ思いでまたもやスッキリ。

そして、この本を全部読んで僕の中でもある結論が出ました。それは

監督を今すぐ経験豊富な外国人監督にすべき!!

この本を読んで確信に変わりました。

完全監督批判みたいになっちゃって岡ちゃんには申し訳ないのですが、結局ここがすべての中心。
水車の軸のようなもので、ここがきちんとまわり始めればすべてがうまくまわり始める。
岡田監督がダメというわけではなく、岡田監督の経験、スキルでは足りないという事です。

この本に書いてあって同意できる箇所を抜き出しながら僕の考えを書いてみようと思います。
ちなみにこれは僕の意見なので同意できるところだけ同意してください。


①岡田監督は海外での経験がなさすぎる

これは岡田監督が悪いとは思いません。仕方のないこと。
ただ、本の中にもあるのですが「日本しか経験のない人が日本の特徴を考える」のと「海外の経験がある人が日本の特徴を考える」のでは全然違うということです。
当たり前ですが相手は外国です。その外国に勝つには相手をよく知っている人の方が断然いいと思います。
自分達のスタイルを貫けば勝てるなんて甘すぎます。そもそも日本のスタイルって何ですか?
日本は格下だし、挑戦者であるわけですから、相手の特徴に打ち勝つための日本の特徴を見出して、もっと流動的に対応していかなければ勝てるわけありません。
ビデオを何本見ても、データでいくら分析しても、経験に勝るものはなし。

そういう視点で言うと最悪でも海外でプレー経験のある人がやるべきですが、適任者がいない以上外国人監督が一番いい。
外国人の視点で日本の特徴を正確につかんで、勝つための最善の方法を取って欲しい。
岡田監督はJリーグの監督としては最高ですが、代表の監督としては経験が少なすぎると思います。


②日本のサッカーは南アフリカW杯以降も続いていく

サッカー協会や岡田監督解任否定派の多くは、「時間がなさ過ぎる」という理由で監督続投がいいと言っています。
このまま続投するのだって十分リスクなわけで、そんな後ろ向きな理由で続投して、このまま惨敗した時の事を考えているのでしょうか?
解任を望んだサポーターは鬼のような非難を開始するでしょうし、このままサッカーから離れていく人もいるでしょう。
犬養さんの「抗議が200件しかなかったのか」発言は、本当に現状の危機的状況が理解できていない象徴とも言える発言です。

それに思うに、南アフリカW杯の結果は確かに重要ですが、ベスト4にいこうが、惨敗しようが日本サッカーはその後も続いていくわけです。
岡田監督のやり方やサッカー協会の姿勢は南アフリカしか考えてないような気がします。
特に岡田監督は直近のゲームにとらわれ過ぎている。

メンバーは固定し、サブ組で構成すると言っていた試合でも解任騒動が起きるとレギュラーで臨んでしまう。
新しい人にはチャンスはなく、サブ組はずっとベンチ。
岩政は散々呼んでおいて使ったのは1試合のそれも半分だけ。佐藤寿人に与えられるのはいつも10分。
センターバックは中澤とトゥーリオが怪我したらどうするんだ?状態。

僕がトルシエを評価しているのは、彼が下の世代の監督も引き受けたことが理由の1つなんですよ。
当時は独裁政治みたいな捉え方されていましたが、世代別代表とA代表までを一貫して見ることで世代間の差を埋めることに成功しました。
トルシエは下の世代の監督をやりながら、そこで活躍した選手をA代表に上げたりと多くのチャンスを与えました。
おかげで常に競争の原理が働き、誰にでもチャンスがあるため年齢や実績関係なく結果を残したものがレギュラーになる。
これは若い人の経験にもなりますし、やる気にもなります。

バルサなんかも下の世代がトップチームと同じやり方なんですよね。
だから、現在のバルサは生え抜き選手も多いが、外からも一流選手を取ってくるため全体で競争しながら強くなっています。

これはA代表がW杯で勝つだけではなく、W杯後も日本サッカーが強くあり続けた一因だと思っています。
岡田監督の今のやり方はW杯後の日本サッカーのことまで考えているとは思えませんし、現在のレギュラーの後に続く選手のためになっていません。

個人的には南アフリカは白旗ムードなので、せめて何かを先に繋がるものを残して欲しい。


③岡田監督ではサッカー人気が低下する

日本のサッカー人気の低下は顕著に現れています。
岡田監督は「サッカー人気の事まで考えるのは監督の仕事じゃない」らしき事を言ったとか言ってないとか。
本気でそう思っているのならばそれは少なくとも僕とは意見の相違ですね。

この本には、勝利、普及、市場の関係が必要と書いてあります。
強ければ人気も出るだろって考えもあると思いますが、強くなるためには普及(人気)が必要です。
多くの人が足を運び、入場料やグッズなどでお金を払い、そのお金を使ってJリーグチームなどの運営や選手育成、強化などを行います。
結果的にチームは強くなり、リーグのレベルは上がって、子供はサッカー選手に憧れ、いい選手が生まれ、その選手が代表に選ばれ日本代表は強くなります。

そう考えると代表が強いのは最低条件。
ピラミッドの頂点にいる日本代表を率いる監督は、勝つだけではない他のものも求められていると思わないといけない。
ジーコのように存在自体が影響力があって、他国がジーコのチームと試合をやりたいと言ってくるレベルまであれば特に何も言いません。
ただ、日本人監督として就任しているわけですから、せめてファンに対しての態度や発言はしっかりして欲しい。
ちょろっと昔の話を質問されたぐらいで、インタビューを拒否するなんて・・・あまりにファンを無視した幼稚な行為です。
(正直、カズを外したのだって今だに納得いっていない)
そういう1つ1つの小さな行為がファンを離れさせていることに気づいていない。

野球で言えば松井が象徴的。サッカーだとカズやゴン。
ゴルフなら石川遼とか宮里藍。卓球なら福原愛。
くだらない質問や関係ない質問をたくさん受けているメンバーですが、それでも嫌な顔せずにインタビューに答えてくれます。
そういう意味だと俊輔もいろんな番組に出たり、試合後のインタビューに答えたりしてえらい。
これぞプロだし、これぞスターだし、やっぱり応援したくなるよね。
別に新庄みたいいおもしろパフォーマンスしろとまでは言わないけど、せめて会見やインタビューぐらいは誠意を思って話して欲しいな。

以上、3点が監督を経験値のある外国人監督にすべきと思う理由です。
っというか、東アジア選手権後に監督を変えるべきだったという理由かな?
何度も書き直してアップが遅くなったので、今更って感じもしますけど。

そして、トルシエがどうよかったも少し触れたいと思います。

トルシエは傍若無人な振る舞いで選手からは人気なかったですし、協会にもよく盾突いて問題起こしていました。
規律と競争を重んじていて、言わば高校サッカーの鬼監督ってところでしょうか。
正直、当時はあまりいいイメージはありませんでしたが、軸はぶれていなかった。
監督、選手、協会、サポーターがぶつかりながらでしたが、結果的に1つになって日韓ワールドカップに臨めました。

これもトルシエの戦術。
選手をど突きながらギャーギャーわめき散らし、だめな試合では個人名まで出して批判したりして、あえて自分を悪者にしました。
ただ、これが彼の狙いで大人しい日本人の気持ちを引き出し、実際は反発してくる選手をよく使ったそうです。
確かに何も言ってこない小笠原にはすごく厳しかった。

みんながライバルって感じだったので、個人プレーに走ってバラバラにでもなりそうですが、試合になると全員が統一した意識があってすごく強かった。
DFラインでボールをポーンポーンとまわして、そこから縦にボールを入れた瞬間、全員が連動してワンタッチパスを繋ぎながらゴールに向かうんですよね。
この時もFWの得点力不足は言われていましたが、W杯での得点者(鈴木、稲本、稲本、森島、中田)を見ればわかるようにMFが追い越して決めるゴールが多かったです。

本にも書いてあって、Nunberにもあったおもしろい話だと、宮本は日韓W杯でのロシア戦はトルシエのいう事を無視してラインを低く構えたそうです。
フラット3というDFラインを高く取るのがトルシエの戦術なのですが、ベルギー戦で裏を取られて2失点していたため、選手間で勝手に戦術を変えたとか。
当時は造反とマスコミは騒いだようですが、これが今の日本に足りないオシムが言っている「考える走るサッカー」ではないのでしょうか。

オシムはただ距離を走れとは言っていない。試合中は勝つために頭を使えといっていると思います。
それは試合前だって同じで、実際にやる選手がある程度の枠組みの中でどうすれば勝てるかを常に考える必要があります。
トルシエとオシムのやり方は全然違いますが、結果的には自分達で考えることに繋がっていると思います。
今の代表は考えているのだろうか?同じ事を繰り返しているように感じますが。

この本を読んだらやっぱりいろいろ書きたくなりました。
たぶん、監督以外にサッカー協会に問題があるという考えもあると思います。
特にマッチメークの問題は大きい。
今度のセルビア戦も2軍しか来ないようです。これでは強化になんかなるわけない。
だけど、今の日本の強さや岡田監督の知名度では仕方ない面もあります。ジーコはそこだけはすごかった。

ならもっと何とかするように監督から協会に訴えればいい。
言いたいことがあるなら直接言えばいい。こういう時こそマスコミを使えばいい。
何だか小沢一郎に逆らえない鳩山総理みたいな状態じゃないですか?
協会の問題は僕も感じますが、それは監督しだいで何とでもなるんじゃないかと思っています。

まぁ、もう岡田監督で行くのでしょうから、僕らは心中するしかありません。
6月はサッカー界の分岐点になりそうですね。
協会の幹部は責任を持って岡田監督を続投したわけなので、ダメだった場合はそれなりの対応を求めましょう。
とりあえず、W杯が終わったらすぐにでもヒディングとかモウリーニョレベルの人を招聘して欲しいです。
すぐにでも動かないと批判を通り越して、諦めの境地に入っちゃいますよ。

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    /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| 川 淵 |::::::::::::::::::::::::::< y>:::::| 岡 田 |


と書き終えて一言。

熱い!無駄に熱い!暑苦しい!!


やっぱりうまくまとまらなかった!無駄に長文だし・・・
せっかくだから載せることにしましたが、素人のたわごとだと思って聞き流してください。
深夜にラブレター書いて朝読み直した気分になりました。

本の後半半分は今後のサッカー文化をどう広げていくかが書かれています。
成功した浦和レッズや中田のチャリティでやった試合、名波の引退試合などを例にあげて、サッカー文化を根付かせるための可能性が書いてあります。
日本代表は見るけどJリーグは見ないって人が多いような気がしますので、地域、企業、サポーターがバックアップしてJリーグが昔のように魅力的になると自然と日本代表も強くなると思います。

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この記事へのコメント

mimikara562@珠玉のスポーツコーチ : 2010/04/05 (月) 20:24:42

私は、岡田の再来が決定した瞬間にサッカー日本代表の応援を辞めました。

彼のフランス大会のことを思い出しました。

「カズ外し」は力の衰えの排除でした。それが予選リーグ突破の方策と考えたのでしょう。

カズはチームの精神的支柱だったことにまで岡田氏は気がつかなかった。
彼はその程度の男です。

でもですね。

監督が誰であろうと、今の日本代表に勝つ要素はありません。

日本人スポーツ選手全てに言えるのですが、

「身体の使い方に間違いがあります。」

レイ(スポーツ大好き) : 2010/04/06 (火) 09:08:57

ためになるコメントありがとうございます。

体の使い方ですか。深いと言うか難しいと言うか。
スポーツコーチという立場だとより専門的にわかるのですね。
観戦メインだとそこまでは考えませんからねー

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