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スポーツマネジメントセミナーは大変面白かった件!!

久々に学生の気分でした!!

早稲田大学でやったスポーツマネジメントセミナーは大変ためになり、いろいろ考えさせられる内容でした。

スポーツマネジメントの最前線
―ベースボールリーダーたちが見据える21世紀の戦略―

http://e-jasm.jp/seminar/la_seminar.html

F1030069.jpg

一生懸命メモってきたので、議事内容を書きますね。
てか、書いていいんだよね?(まずかったら教えてください。削除します)

【このセミナーの趣旨】
原田宗彦氏(早稲田大学スポーツ科学学術院教授・JASM会長)


・欧米のスポーツビジネスがなぜ発展しているのか?
・日本型スポーツビジネスの特徴
 -欧米より20年遅れている
 -スポーツをやる機会は多い
 -地域密着型コミュニティビジネス
 -ギアスポーツの発展
 -他国学会との連携
・解決すべき問題の多様化
 -マクロ(政府、制度、マニュフェスト)
 -メゾ(クラブ、学校、チーム、コミュニティ)
 -ミクロ(スポーツ消費者、アスリート、高齢者)
・セミナーの狙い
 -メジャーリーグの世界戦略
 -プロ野球の対応
 -山積みするペースボールビジネスの問題

【メジャーリーグの世界戦略】
ジムスモール氏(Major League Baseball Japan 代表)


・メジャーリーグのミッションは、メジャーリーグを世界最高峰のプロスポーツビジネスにすることである
・メジャーリーグのビジネス
 -メディア(テレビだけではなくネットの活用)
 -球場の運営とイベント企画(他スポーツより割安になっている)
 -スポンサーシップ
 -公式ライセンス商品
・メジャーリーグは現在、収入・集客・視聴率などが最高になっている
・海外戦略を進めている(現段階でも30%以上がアメリカ国外の出身選手)
・アジアでの目標
 -中国、東南アジア、インドでのビジネス
 -WBC
 -アジアリーグ

【ベースボールビジネスのリーダーたちが見据える21世紀の戦略】
コーディネーター:
荒木重雄氏(株式会社スポーツマーケティングラボラトリー代表取締役)
シンポジスト:
藤井純一氏(株式会社北海道日本ハムファイターズ代表取締役社長)
岡田功氏(株式会社毎日新聞社運動部編集委員)
ジムスモール氏(Major League Baseball Japan 代表)


荒木重雄氏がまずコメント
・ベースボールビジネスの要素
 -チケット、シーズンチケット 
 -グッズ、飲食
 -放送権
 -ニューメディア
 -スポンサー
 -ライセンス
 -ネーミングライツ
 -ファンクラブ
 -アカデミー
 -球場
・MLBはリーグ中心の収益構造だが、NPBはチーム中心の収益構造
・MLBとNPBの売り上げ比較
 -MLB 総売上5700億円(30球団)、NPB 総売上1400億円(12球団)
・MLBの各球団の売上が平均的だが、NPBは球団ごとに格差がある

藤井純一氏がコメント
・現在日本ハムは最下位なので出てきたくなかった(会場笑)
・2003年は赤字だったが、2009年は100億以上の売上で黒字化
・経営に危機感を覚えてからファン中心の経営に変えた
・多くのファンサービス内容を紹介(細かく書けません・・・)

岡田功氏がコメント
・野球は「固定費ビジネスである」
 -支出はほぼ決まっているため、収入を増やすしかない
・メジャーリーグで取り組んでいる収入増の方法
 -チケット価格の細分化
 -チケット価格の設定を変えたり、変動制度を取り入れる
 -チケットの再販制度
 -旅行ツアーの企画
 -球場ツアー
 -地域ケーブルテレビ局を経営
 -ネット展開
 -専門チャンネル(MLB.com)
 -WBC開催
 -海外市場の開拓
・メジャーリーグが不況に強い理由
 -複数年のスポンサー契約
 -年棒の抑制
 -収入の多様化
 -セーフティネットの存在
 -市場原理から外れている
 -集客戦略

シンポジウム、ディスカッション
・チーム中心からリーグ中心への経営にするためにはどうすればいいか?
 -パリーグだけでパシフィックマーケティングを作って、パリーグ全体で協力体制を作った
  セリーグが入るとどうもうまくいかない・・・(藤井純一氏)
 -ビジネスと運営がそれぞれの決定権を持つ、法的な中立的組織が必要
  MLBには2つ中立組織が存在する(ジムスモール氏)

(補足)
NPBの構造は、まず個々のチームの売上があって、NPBへ会費?を払っている。
 ⇒チームごとの格差が生まれる
MLBの構造は、売上を一度リーグが集め、それを個々のチームへ配分している。
 ⇒チームの売上が平均的になるため、力が拮抗する

・MLBの日本への戦略は?イチロー、松井に頼っている
 -イチローや松井に頼っているのは事実。
  彼らはいつか引退するわけなので、それまでに手を打つ必要がある
  日本ではA・ロッド、ジーター、ケングリフィーJrが人気
  人気選手を来日させ、他の選手にも注目してもらう(ジムスモール氏)

・日本の海外戦略はどうする?
 -NPBに戦略・ビジョンがない(藤井純一氏)
 -加藤コミッショナーとよく話すが、
  日本チーム同士でアメリカにて開幕戦を行う
  日本とアメリカのチャンピオンチームが戦う
  などは話に出ている。
  だが、後者は場所や時期などいろいろ課題が多い(ジムスモール氏)

・メジャーリーグのCRM戦略は?
 -10年前にマーケティング部門をMLBに作った
  徹底的にマーケティングを行っている(ジムスモール氏)
 -日本ハムはチケットのIT化によりマーケティングを行えるようになった(藤井純一氏)
  その調査から駐車場を直営するなどを実施している

・最後にそれぞれに日本球界が必要な改革を3つずつ挙げてもらう

ジムスモール氏
①NPBのプロパティを一元化
②マイナーリーグの改革
③会社の名前がチーム名になっているのは問題

岡田功氏
①子供を中心としたファン層の拡大
②マイナーリーグの改革
③本拠地などを移動するぐらいしてもいいのでは?

藤井純一氏
①プロアマの格差
②球団の自立した経営
③スポーツビジネスをもっと考えること

以上です。

いやーまとめるの疲れました。
何か会社の会議後に議事録書いているみたいな気分・・・

ともかくこういうアメリカのエグゼクティブと日本チームのエグゼクティブが同じテーブルで話し合うような機会が今回初めてのようなので、スポーツビジネスについてこのような場が出来た事が改革に向けての第一歩です。
そういうセミナーに参加できてすごくよかったです!!

感想なんですけど、いろいろ思うことがありました。
まず、コーディネーターの荒木さんは日本野球も海外へ展開させたい感じだったのですが、僕はその必要はまったくないし、無理だと思います。
日本チーム同士がアメリカで開幕戦やったり、ワールドシリーズのチャンピオンと日本シリーズのチャンピオンで戦うなんて非現実的すぎます。
アメリカ人は日本野球を評価していない(下に見ている)と思いますし、ワールドシリーズが頂点だと信じています。
WBCにあまり積極的でないのもこれが原因でしょう。
日本人は嬉しくても、アメリカ側にまったく利点が見当たりません。

そもそも、世界的に見てもサッカーと違ってまともなリーグがMLBとNPBしかないわけで、世界的認知度が低い野球をグローバル展開する必要性は感じません。
本気でやるならMLBとかNPBとか国ごとの組織ではなく、FIFAのような世界統一の組織が絶対に必要で、それはMLBが絶対に認めないでしょう。
WBCだって結局MLBのわがままだらけの大会ですからね。

藤井社長が言うとおり、日本野球は今でも各チームが利権やお金などを争っている段階であり、昔からの悪い体質が山のど残っていてまったく1つにまとまらない状況です。
世界だなんだってのはここをまとめてから考えるべき内容だと思います。

それに聞いてて唖然としたのは、ファンを第一に考えるとかマーケティングをしっかりとって施策に反映していくなどの一般企業なら超超基本的な事項すら出来ていないことです。
赤字になっても親会社が助けてくれる。要は1つの営利企業ではなく、大手企業の広告塔にしか過ぎないということでしょうか?

別にそれでいいって話ならばそれで全然いいんですよ。
でも、将来的にどうしていきたのか?のビジョンすらないわけで、そのビジョンがない中でディスカッションしてもラチがあかないって思いました。
そりゃ、アジアシリーズとか失敗するわけだ・・・

リーグ全体のビジョン⇒球団のビジョン⇒それに沿った施策
という順番ですよね。
日本野球界をどうしたいのか?は、球団、選手だけではなくファンやマスコミなども含めて考えていかなければいけない問題なんだと思いました。

立派な講堂
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外観です!
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大隈さん
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