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JAPANサッカーに明日はあるか (熊崎敬)を読みました!!

JAPANサッカーに明日はあるか (文春文庫)JAPANサッカーに明日はあるか (文春文庫)
(2010/05/07)
熊崎 敬

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熊崎 敬
昭和46(1971)年、岐阜県出身。明治大学卒業後、「サッカーダイジェスト」「Sports Graphic Number」の編集部を経てフリーランスに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

引用元:アマゾン


この熊崎さんって方は、サッカーダイジェストやNumberのライターをやっていたようですね。
先に謝っておきます。

熊崎さん!
何かの間違いでこの記事にたどり着いたら、今すぐ「右上の×」を押してください!!

この本。表紙はすごくおもしろそうです。
値段も550円とお買い得。

しかし、発売されて1ヶ月しか経っていないのにアマゾンでは150円の中古が出てきています。
大抵の本は、書名で検索するとそれなり読んだ方が批評しているブログがあるのですが、それすらほとんどありません。

僕の考えでは、本って2つの楽しみ方があると思うんですよ。

①エンターテイメント。ワクワク、ドキドキ、感動など(小説などのフィクション系)
②知識を増やす。(趣味、歴史、社会などのノンフィクション系)


小説などは別に何かの知識を得ようとするわけではなく、映画などと一緒でその場を楽しむ感じです。
それ以外は、僕なんかだとスポーツ・経済などの本や雑誌をよく見ますが、こちらは楽しむ面ももちろんありますけど、楽しみながら新しいことや知らないことを勉強しています。
知識が増えていくのってすごく楽しいことで、スポーツ1つ取っても、いろいろ知っていると何となく見ているより10倍は楽しく見れます。

で、僕がこの本に対して言いたいのは、このどちらでもないという事です。

パッと見てもエンターテイメント系でないのはわかるのですが、この本を一通り読んで何も得るものはありませんでした。
っていうか、読んだ直後ですが何が書いてあったのかすらほとんど覚えていません。
最近、書評みたいな事をブログで書くので、忘れないように栞を3つぐらい準備して気になった箇所に栞を挟んでおくようにしていますが、結局1枚も使いませんでした・・・

うーん。なんだろうな~
何といっていいか・・・難しいのですが、素人の個人ブログをまとめたみたいな。
ただ、自分の書きたいことの垂れ流しでして、これでお金取ったらいけないよな。

仮にもスポーツ雑誌のライターだったわけなので、素人が知りえない深い情報があるはずなのに、そういうのは一切ありません。
裏情報や選手の生の声とかはまったくありません。
僕が日本代表の試合やレイソルの試合を見て感想をここに書いているのと同レベルです。

最も醜いと思ったのが、途中で突然「熊崎さんが選ぶ歴代ベストイレブン」発表があるんですよ。
外国人チームと日本人チームに分けて「うんやっぱりFWはカズとゴンだな」みたいな。

いや、あなたのベストイレブンなんかどうでもいいから。。。

これがセルジオ越後さんとかカズさんとかのベストイレブンなら興味ありますよ。
知らないおじさんのベストイレブンを聞かされてどうしろ?と。

百歩譲って、戦略的な根拠があって「この組み合わせだとサイドに起点が作れる」とか「今の日本代表に足りない点だ!」とかそういう話ならわかるのですが、ただ好きな人あげているだけなんですよね。

さらに闘莉王の下りもひどい。
サッカーの取材で水戸の試合を見に行って、その時に在籍していた闘莉王がすごい衝撃的だったそうなんですよ。
そんで、予想通り浦和レッズに入り、代表でも活躍してる。おわりみたいな。

よくある、最近売れてきたアイドルを俺は売れない頃から知ってたぞ自慢ですwww

一言で言うと「知ってる」。
この本読んで「知ってるし」て10回は発しましたよ。

ジャーナリストならばもう1歩踏み込んで、その頃の闘莉王のインタビュー内容とかみんなが知らない苦労話とか。
なんかあるでしょ。

とどめは俊輔の話。これはかなりひどい。
中村俊輔は海外に移籍しても日本メディアに追い回され、活躍できていないのに日本メディアに囲まれてしまい、俊輔本人が一番困惑していたそうです。
試合後の会見に日本人ばかりのジャーナリストが何十人も集まっている光景を見て逃げ出そうとしたこともあるそうです。
そういう日本メディアの姿勢は海外で逆の意味で注目されて、選手の活躍よりもそっちが取り上げられることもたびたび。

熊崎さんは当時マスコミ側の人間で、俊輔を追いかけていたそうです。(ここ重要ね)
その時、俊輔本人が一番困惑していると感じたそうです。

そんでこの話の締めはこうです。

日本サッカー界の最高傑作は、スコットランドで光り輝いた。
だが、スペインではほとんど活躍できなかった。
これが結果である。
もったいないと思うことがある。

イタリアでもスコットランドでもスペインでも、中村のいるところには、いつも日本人社会があった。
つまりヨーロッパにいながら、中村は片足を日本に置いたような状態で生活していた。
メディアは追いかけ、中村もまた逃げようとはしなかった。
熱烈に愛してくれる日本を、切り捨てることはできない。
それは商機を逃してしまうことも意味する。

引用元:JAPANサッカーに明日はあるか  192ページ



大きな声で突っ込まさせて頂きます。

お前が言うなーーー!!!!

(ハアハア)

なぜ、困惑している選手を追いかける。

なぜ、人が嫌がることを進んでやるんだ。

なぜ、ファンが期待しているというマスコミの勘違いだという事になぜ気づかない。

なぜ、俊輔が困っているなら助けてやらない。

なぜ、もったいないと思うならやめない。

散々やっておいて、その立場から退いたらこんな事を書くなんて後出しジャンケンだよ。
自分達はやりたい放題やっておいて野党になったら文句言い出す悪徳政治家か??

それに気になるのは、日本ファンの期待を切り捨てられないからダメだと言っているところ。
僕らからみればマスコミがバカみたいに追い回しているのが原因であって、それをファンに責任転嫁するわけか?
ファンはもちろん俊輔の活躍は知りたいけど、それのためにマスコミが海外まで押しかけることなんて望んでいない。
正直、日本人としてとても恥ずかしい。
選手がやりやすい環境を作ってあげたいとみんな思っているはず。

利益のためだけ考えて

選手のことをまったく考えていないのは

あんたらマスコミだろ!!


本当にマスコミの中にいる人たちは、なぜ部数が減り、視聴率が減っているのか理解できていない。
何を読者が、視聴者が求めているのかを1度真剣に考えて欲しい。

そんなこんなで僕はお薦めしません。
この本は正直550円でも高い。

一応フォローを無理やりすると、最後のページにあった主な書籍にこの本しか書いてなかったので、もしかしたら熊崎さんは初出版なのかもしれません。
もしかしたら、有り余る情報をウンチクくさくしないためにわざと出していないのかもしれません。
もしかしたら、「サッカーダイジェスト」「Number」で取材した内容は、契約上の問題で使えないのかもしれません。

ただなーお金出して読む読者がいるんだから、1つでも2つでもいいから何か心に残る内容が欲しいと思いました。
それとまず自分のしてきたことを1度自分の胸に聞いてみて、それを踏まえた上で今の立場で出来ることをがんばってやって欲しい。

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