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心の野球-超効率的努力のススメ(桑田真澄)を読みました!

心の野球―超効率的努力のススメ心の野球―超効率的努力のススメ
(2010/06)
桑田 真澄

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僕は神も仏も信じないタイプです。
これまでの人生においていわゆる教育者から受けた言葉で心に残っているものは悲しいことに1つもないし、先生と呼ばれる職業の方に何かを言われて自分の考えを変えたり、人生を変えた経験は皆無です。
だけど、この本を読んで教祖的な人や坊さん的な人に導き?説教?を受けて涙するような方たちの気持ちが少しわかった気がします。
餃子の王将の新入社員研修でアホみたいな訓練うけて、最後は教官と泣きながら抱き合うテレビを見て「ムリムリ、コワ」って引きまくっていましたが、もし教官が桑田さんなら僕も泣いて抱きつくかもしれません・・・

野球関係者はもちろん、スポーツ関係者、何かに行き詰っている人、悩んでいる人、困っている人。


ウダウダ言わずにこの本読めや!!!!

こんなブログのクソみたいな書評を読むぐらいなら

今すぐ本屋へ直行じゃ!!!!



って事で、書評しますwww


桑田真澄の考え


桑田さんの本を読んだのは2冊目。
「野球を学問する」という本を以前に書評しており、それに続いてとなります。

野球を学問する(桑田真澄、平田竹男)を読みました!!
http://netfanfan.blog73.fc2.com/blog-entry-216.html

桑田さんと言えば、野球界の長時間練習や体罰などのスパルタ教育に異論を唱えていることで話題を呼んでいます。
そこら辺については「野球を学問する」の方が全然詳しく書いていて、具体的にどこが問題でどこを直すべきかはそっちを見たほうがいいです。
これらの提案はきっと自分のやっている事、やってきた事を否定されたと感じる方もたくさんいるし、これまでのやり方を大きく変える話なので、反対意見もたくさんあると思います。
正直、僕もどっちが正しいのかについてはまだ何とも言えません。

基本的な考えは最後に書いてあるこれです。

プロ野球の世界にはずっといられるわけではない。平均すれば28、29歳で引退しなければならない。
それに、人間はいつ死ぬかわからないのだからこそ、1日1日、後悔なきよう燃え尽きなければいけない。

引用元:291ページ

でもね。この本は別にあーしろ、こーしろと押し付けがましい内容はまったくありません。
桑田さんが小さい頃から今に至るまで起きた内容を綴った自伝みたいな内容でした。
ある出来事に対して、桑田さんがどのように考え、どのように行動し、結果どうなったか?が繰り返し書かれています。
もちろんその裏には自分がそういう経験をしたから、こうして欲しいという意図もちろんあると思いますけど、そこにはあまり触れていません。

口先だけで新しいことを提案するのではなく、実際に自分の経験を書くことで説得力を持たせようとしているんじゃないかな?

たぶん。桑田さんだから出来る訴え方を模索して、考え抜いて、こういう形になっているような気がします。
経験者が一番強し。


超効率的努力のススメ??

サブタイトルが「超効率的努力のススメ」なんて書いてありますが、僕はこのタイトルはどうかな?って思います。
何でもかんでも効率的にやりなさい!なんて話はまったくないし、効率効率って書くと否定派の火をつけてしまいますよ。
否定派に読んでもらうためにはもっといいサブタイトルがあったんじゃないかな?

これは僕の受け取り方が間違っている可能性はありますけど、2冊の本を読んで何となく桑田さんが言いたい事がわかってきたような気がします。
それは、スパルタとか根性論とかそういうのが全部ダメってことではなく、

・目的を明確にすること
・その目的を達成するために考えながら練習をすること
・結果をしっかり考察すること


を言いたいんじゃないかな?なんて思います。

それは練習でも試合でも仕事でも恋愛でも遊びでも、「何かをする」事に対して何となくやってはダメだよ。ちゃんと考えてやろうね。って感じ?
だから別に長時間の練習だったとしても、その練習をやる根拠とか成果とかそういうのをはっきり説明できればそれはそれで納得しそうな気がします。
ラモスさんみたいに「そんなんじゃ根性つかねーよー」とかいう誰も証明できない非科学的な内容で言うから桑田さんは納得しないんだよね。

これを効率化って言うとなんか言葉がよくなくて、効果的とかにすればいいんじゃないのかな?


桑田真澄はやっぱり神?

ただね。注意しないといけないのは70%ぐらいでこの本を読むこと。
桑田さんのような生き方を普通の人が100%実行するのはまず無理です・・・

「野球を学問する」の書評の時も同じような事を書いているのですが、こんなに人間真っ直ぐに生きれないでしょ。
言いたいことはすごくよくわかるし、誰もが同じような気持ちを持って生きたいと思う。
だけど、正直世界中の人が桑田さんの心を持っていたら、犯罪なんて起こらないし、戦争なんて論外、世界が統一国家になって、世界中の人が全員平和に暮らせますよ(汗)

人間は誰でも楽をしたり、悪いことをしたり、欲に目がくらんだり、そういうもんだと思うのです。

結果が出たからこそ続けられる事もあると思うし、見返りとか言っている時点で僕はダメなんでしょうけど、努力を続けた先にある結果の大きさが普通の人とは違いすぎるので、誰もが同じような考え方や努力が出来るとは思えません。

僕は弱さやダメさがあってこその人間だと思いますし、自分ではどうしようもない出来事がたくさんあるわけで、その中でもがき苦しんでいる人がたくさんいる事を知っています。
だからこそ少し肩の力を抜いて読んで欲しいのです。

今はまだ遠い存在かもしれませんが、桑田さん自身には普通の人たちの考えを分かろう、分かりたいという姿勢が見えるのです。
本でも書いてありますが「常に謙虚に」という桑田さんの姿勢が僕は好きなのかもしれません。


桑田真澄の生き方

なんなんだろうな~
70%で読んでても正直4回ぐらい泣きそうになりました。
電車で2回ほど「このまま続きを読んだら泣いてしまう」って慌てて本を閉じました。
いい大人が電車で「心の野球」by桑田真澄を読みながら泣いていたら、周りの人は引くでしょ。間違いなくwww

なんで?って言われると難しいのですが、本当に辛い時でも前向きなところとか、純粋で真っ直ぐなところとか、僕も一応部活少年だったので自分と照らし合わせて見たりとか。
僕は映画とかドラマとかではまず泣かないのですが、こういう本当にあった系の話になると本当に弱い。
だから、ただ単に感動したとかそういう事ではないんですよね。うーむ。難しい。

ただ、涙が出るような話ばかりではなく、早稲田大学の合格通知の後に来たメールで
「明後日合格者だけ集合します。そこでは自己紹介してください。パワーポイントで各自5分でお願いします」
って書いてあったら、「パワーポイントって何だ??」と慌てて友人に電話して、すぐに買いに行って悪戦苦闘しながら資料を作った。なんてホッコリ話もあって僕もホッコリしてみたり。

僕も体が大きい方ではないのでテニス部時代は結構苦労しました。
その中でどうやって戦っていくかをすごく実は考えていたことがあって、桑田さんが考えていたことと一緒だな~なんて勝手に仲間意識を持ってフワフワしてみたり。


ともかく、内容もそうなんですが書き方とかボリュームとか順番とかが完璧なんですよ。
野球を大して知らない人でも生きていくことへのヒントが必ずあるはずです。


これは絶対に読むべし!!


僕が今まで見た本の中でも、最高レベルの本でした。

どうでもいいけど、これ野球の本だよね??www




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