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スポーツクライシスを見てサッカー界の青田買いについて考える!

日曜日の夕方にSMAPの香取真吾がメインでスポーツクライシス(危機)についての番組がやっていました。

sportscrisis.jpg


なんで香取君やねん!という突っ込みはさておき、他にはテリー伊藤、ラモス、Qちゃん、為末、ソフトボールの上野などが出演。

取り上げられていたのは以下4つ。

・サッカー界の青田買いの現状
・ドーピング問題
・中国のスポーツ英才教育の現状
・不況による企業スポーツの危機


どれもよく取り上げられる内容ですが、ドーピング問題では世間を騒がせたマリオンジョーンズやベンジョンソンをインタビューしたり、中国には実際にカメラが入って普段見れない英才教育の現場の映像が流れたりと、なかなか充実した内容でした。
こういった番組はもっとやるべきだな~

その中でサッカー界の青田買いについて考えてみたいと思います。





今、ヨーロッパの強豪クラブチームは10代前半ぐらいの才能がありそうな子供達をスカウトして、下部組織に入れて育成していくのが当たり前になっています。
それはヨーロッパだけではなく、アフリカや南米などに代理人が調査に行って、いわゆる青田買いがたくさん行われています。
その象徴とも言えるのがメッシですね。
メッシは体の小ささからアルゼンチンではまったく相手にされず、バルサの下部組織の試験を受けてその才能が認められ、10代の頃からバルサで育成されてきました。

確かにバルサなどは下部組織によって小さい頃から英才教育を受けて、その選手達が今のバルサを作り上げているのは間違いありません。
だけど、その反面。スカウトされて来たのに夢破れて、国に帰る事も出来ずに食べていくのがやっとの生活を送る特にアフリカの選手などがたくさんいる事をクライシス(危機)として取り上げられていました。

さらに、驚いたことにもう10代どころじゃなくて、才能を見出された子供として登場したのは5歳の子供。
5歳の何もわからないような子供がビジネスとして使われ、ただ才能があるという理由で自分の人生を親や大人たちに勝手に決められてしまっています。
こうなってくると番組でも出てきましたが「人身売買」に近い状況になっており、人が商売の道具として利用されているまさに危機的状況です。

インタビューを受けた代理人は子供を見つけてきてクラブに売る事をはっきりと「ビジネス」と言っていましたし、すでに人とか子供とかではなく商売道具としての価値しかありません。

さらに為末は今後は「生まれる前から作り出される」危険性について言及し、才能のある子供を生ませるためにアスリートとアスリートの子供を生ませるレベルまで行くのではと予想していました。
こうなってくるともう競馬の世界です。
っというか、すでに有名人や才能のある人の精子を人工授精するとかしないとかって話もあると思うので、将来の話ではなくすでに現実の話かもしれません。

なんか人間って終わってるな・・・

これはドーピングの方で出てきたアンケートですが、アメリカのアスリートに「確実に金メダルを取れる薬があるが5年後に死ぬと言われたら飲むか?」という質問で確か51%がYesの回答でした。
本当に手渡されて飲むかどうかは別として、金メダルのため、名誉のため、お金のためなら人間なんでもやっちゃうんだな。

ただ、そう考えるのは日本という恵まれた国に僕が生まれたからなのかもしれませんね。
青田買いされる貧しいアフリカの子供達にとって、青田買いされるという事は唯一自分が成功するためのチャンスであって、それが人身売買としてビジネスにされていてもそれ以外に這い上がるチャンスはないのです。
アフリカでサッカーをする少年達は、エトーやドログバやエッシェンに憧れているのです。
その後、目が出ようが出なかろうが、それでもチャンスをもらえるだけ幸せであり、本人もチームも代理人もみんながWIN-WINの関係になってしまっているのが実情です。

さすがにこの状況はまずいとFIFAも18歳未満の子供を青田買いするのを禁止するような動きをしているとか。
僕もこの動きに賛成です。
それとポイ捨てするのではなく、サッカーがダメでもちゃんと生きていけるような教育などが大事です。

青田買い自体は規模の差はあれどどこでも行われている事。もちろん日本でも。
だけど、5歳とかはもう異常だし、せめて自分の意志がわかるようになる18歳・・・16歳ぐらいからならばと思います。

甘いのかな・・・

10代前半のアイドルがテレビにたくさんいたり、野球でも問題になった特待生制度だっていわゆる青田買いみたいなもんだし。
生まれてから何年かの教育でその後が変わってくると言われていて、親がやっきになって習い事させたりしている状況を見ると日本も変わらないか・・・

きれいごとではないのでしょうけど、何でもOKはまずいので、こういう問題について考えるいい機会になりました。
なんか、ともかく心配ですね。

地球と人間が(汗)

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この記事へのコメント

デュース : 2010/12/17 (金) 16:25:21

初めまして。

為末が言及している「生まれる前から作り出される」危険性ですが、中国のNBA選手ヤオ・ミンに「身長208センチの父と188センチの母の結婚は半強制的で、より優れた選手をつくるための“遺伝実験”だった」とするノンフィクションも米国で出版されているみたいですね。

ヤオ・ミン自身の妻も、バスケの元中国代表選手らしいですし、日本人の想像以上のところにまで世界は行ってしまっているのかもしれないですね。

岩渕猛(たけし) : 2010/12/18 (土) 12:06:22

運動競技に限らず、の発想だと思うんですよね~
公言しずらいこの内容を、為末さん、テレビでおっしゃったその気持ちに乾杯! って気持ちのワタクシですっ

もっと言うと、種の淘汰。
生存競争。
強い個体だけが子孫を残していける(というか強い個体しか種を残していけないのが「地球のあたりまえ」)。
生れてきたほぼ全員が、相手さえ見つけることができたら子孫を残していける、現段階での地球内のヒトというい種。
本当に特殊な生命体として生きてしまっているのかもしれない、どんどん個体は衰退していく道を辿ってしまっているのかもしれない、と。
そんなことを考えたりしている僕でもあります。

まっ、ヒトの場合は、生まれた後に自力で成長することが可能ですから、
上記が唯一の地球のあたりまえってことはない!って希望をもっていますけどね、僕は。

長々失礼しました~

レイ : 2010/12/18 (土) 13:30:45

初めまして!!

遺伝実験ですか・・・
為末もはっきりとは言いませんでしたが、もしかしたらいろいろ知っていて発言したのかもしれませんね。
この番組でもこの流れは止められないといった感じでしたし、人間って怖いですね。

レイ : 2010/12/18 (土) 13:38:17

> 公言しずらいこの内容を、為末さん、テレビでおっしゃったその気持ちに乾杯! って気持ちのワタクシですっ

確かにこういった内容をはっきり発言した勇気はすごいですね。
発言した時に雰囲気が一瞬固まりましたからね(笑)
人も動物ではありますし、魅力のある種を欲しくなるという気持ちはある意味普通かもしれません。
ただ、それが誰かの例えば国とかに強制されてやるような事態にはなって欲しくないと思います。

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