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フィギュアスケート ここがわかればもっとオモシロイ!(村主章枝)を読みました!

フィギュアスケート ここがわかればもっとオモシロイ!フィギュアスケート ここがわかればもっとオモシロイ!
(2010/11/13)
村主 章枝

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村主 章枝
フィギュアスケート選手。陽進堂所属。1980年生まれ。神奈川県横浜市出身。現在、現役女子フイギュアスケート選手としては日本最年長。幼少期を米国・ アラスカ州アンカレッジで過ごし、ごく自然にウインタースポーツに親しむ。帰国後6歳でフィギュアスケートをはじめ、1992年、小学6年生で全日本ジュ ニア選手権に初出場。1997年の全日本選手権では、16歳にして全日本女王に輝いた。2002年、ソルトレイクシティ・オリンピック5位、2006年、 トリノ・オリンピック4位と、オリンピックは2大会連続入賞


現役フィギュアスケーターの村主章枝選手の本です。
もう何年も世界のトップと戦っている村主さんですけど、その村主さん本人が「もっとフィギュアスケートを知って欲しい」という思いから出版されました。

別に村主さんのフィギュア人生を追ったとかそういう類の本ではなく、実体験を織り交ぜながら華やかなフィギュアの世界の裏側を見せてくれています。
フィギュアスケートファンは必見ですけど、フィギュアスケート選手を目指している方やそのお母さんなどは超必見だと思います。





目次を見ると本の概要がわかるかな?

第1章「フリープログラムは自由演技じゃない?」
  -意外と知らないフィギュアの基礎知識

第2章「夏の滑り込みが勝負を分ける」
  -フィギュアスケート選手の1年

第3章「試合当日、もし体調が悪かったら?」
  -最高のパフォーマンスのためにしていること

第4章「費用年間2000万円の明細書」
  -フィギュアスケートの素朴な疑問&意外な事実

第5章「リンクの上に、たった一人」
  -フィギュアスケーターという生き方


より細かく書くと例えばこんな事が書いてあります。

・フィギュアのルール
・ジャンプの種類や難易度
・演技構成の作り方
・衣装の決め方や作ってもらった場合の値段
・練習方法
・1年間のスケジュールやそれにあわせるために実施している事
・試合当日や試合前、練習日の1日の過ごし方
・1年間に掛かる費用
・コーチの選択
・試合に臨む時の気持ちの高め方

などなど。

試合会場でしか見れない選手が普段どのようにして生活し、練習し、試合に入っていくかがよくわかります。
もちろん、村主さん本人のやり方なので、すべての選手が同じではないですし、正しいわけではありませんが、まったく知らないファンやフィギュア選手を目指してどうしていいかわからない人なんかからすれば涙ものの内容だと思います。
誰でも気軽に出来るスポーツではないし、大きい世界でもなさそうなので、他の選手がやっている事もそんなに大きく変わらないんじゃないかと思います。

この本で特に面白いのがフィギュアスケートをするには年間2000万円掛かると明細書つきで書かれているところです。
あまりお金に関わる部分はおおっぴらにしたくないものですが、衣装はいくら、コーチを雇うといくら、スケートリンクを貸し切るといくら、など赤裸々に書かれていました。
フィギュアはお金が掛かるという都市伝説みたいな噂はよくありますが、実際にここまではっきりと数字に出したのは村主さんが初めてでは?
1つの大会での賞金がどのくらいか?については書かれていませんが、結構な金額を貰わないと割りに合わないですね・・・

なんでこんな事を書いちゃうのかと言うと、村主さん自身が活動費を捻出できなくて、メディアを通してスポンサーを募集し、現れなければ引退すると発表した経験があるからだと思います。
アマチュアスポーツでは常について回る話ですけど、こうやって真実を書くことで自分だけじゃなくフィギュアスケート選手全般にもっと支援して欲しいという願いがこめられている様な気がします。

結局、陽進堂に決まって、現役続行が決まりました。
この本を買う事で少しは村主さんの活動費の協力になるのかな?なるといいな~

そこまでして現役にこだわったわけですが、選手年齢が低いフィギュアスケートにおいて29歳の村主さんは超ベテランの域にいます。
それでもトップでがんばれるのは努力の賜物だと思いますけど、現実的に見れば最近は成績も落ちてきて、それを自分でも理解しています。
周りからも「引退」を薦められる事もよくあるそうです。

ただ、この本の中で現役として続けていく思いが書かれています。
サッカーで言えばカズやゴンですし、野球で言えば工藤など、現役にこだわる選手と何か共通するような考えを持っているような気がしました。

村主さんは物書きではないので、本全体の文章などは結構淡々と書かれているように感じましたし、詳しい人ならば最初の方のルールとか構成とかは知っている箇所もあるかもしれませんが、フィギュアをより詳しくなって、裏側を知ることで、次からのフィギュアスケートを10倍楽しく見れるのではないでしょうか。

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