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スポーツ中継は将来インターネットで見るようになる!(キリッ)

最近、テレビ離れがよく言われていて、広告費の減少から赤字転落やら給料削減やら制作費削減やら人気アナウンサーの退社やら度重なる番組編成の変更やらっとまー大変です。
ただ、確実に視聴率が取れるのが僕はスポーツ中継だと思います。実際に視聴率ランキングなんかでもほとんどがスポーツ中継ですし。

だけど、そんな神話もすぐに崩れちゃうんでしょうね。
スポーツ中継はもうテレビでは見なくなると思うんですよね。

正確に言うとテレビという電化製品では見るかもしれませんが、テレビ局が編成した番組を見なくなるってのが僕の考えです。

それを象徴するような記事がブルームバーグにありました。

Google's YouTube Says It's in Negotiations to Stream Live NBA, NHL Games
ユーチューブがNBAとNHLのゲームをライブ中継するための交渉をしている。

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Google Inc.’s YouTube said it’s in talks with the National Basketball Association and the National Hockey League to broadcast live games, building on the popularity of cricket’s Indian Premier League last year.

YouTube aims to show more live sports in the second half of the year, said Gautam Anand, Google’s director of content partnerships for Asia Pacific, in an interview in Seoul yesterday.

He declined to give details of the discussions with the NBA and NHL.

Adding live sports broadcasts may help YouTube expand revenue by keeping viewers on its site longer to woo more advertisers.

YouTube’s contract to show cricket from the Indian Premier League, which gives the Google unit a share of ad revenue from games and the league’s website, brought in 55 million visits from more than 250 countries, Anand said.

“It’s fair to say that there will be a lot more appealing sports content you’ll see on YouTube,” Anand said. “We have ongoing conversations with pretty much everyone.”


グーグルが運営するユーチューブは、昨年インドのクリケットプレミアリーグの人気を作り上げ、NBAとNHLのライブ中継について話し合いをしています。

「ユーチューブは下半期にもっとスポーツのライブ中継を流すような目標を立てています。」と昨日ソウルでのインタビューでグーグルのアジア地域コンテンツディレクターが話しました。

スポーツ中継を加える事は、もっと広告主を獲得するために視聴者を今以上に増やし続けることで、ユーチューブの収入増加の助けになるかもしれません。インドのクリケットプレミアリーグを流したユーチューブの番組は、250カ国以上から5500万人の訪問者があり、ゲームとリーグのウェブサイトからの広告収入を得ることが出来ました。

「ユーチューブで見ることが出来るより多くのスポーツ番組を増やしていくのは当然です」
「我々は人気のあるたくさんのスポーツ関係者と会話を始めています」


少し省略して、以下が重要です。

During the Indian Premier League broadcast, viewers spent on average 40 minutes watching each match, he said.

The company needs to do more to keep its viewers on the site for longer than the average daily 15-minute session, compared with the multiple hours consumers spend in front of televisions

“One of the good things about IPL was that it really proved to a lot of sports leagues that broad-scale live- streaming type of exercise is something that’s possible,” he said.

“They took notice of IPL and have come to us, and entered into a lot more serious discussions.”


インドプレミアリーグ中継の間、視聴者はそれぞれの試合で平均40分費やしていました。
テレビの前で何時間も消費する視聴者と比較して、1日平均15分以上サイトに視聴者をもっとキープしておく必要があります。

インドプレミアリーグについてよかったことの1つは、ライブストリーミングで放送地域を拡大することが可能であることをが多くのスポーツリーグに本当に認められたことです。
彼らはインドプレミアリーグで気づき、我々のところに話が来ています。そして多くの重要な議論に入っている状況です。


っという事で、グーグルが運営しているYouTubeにてインドのクリケットリーグを放送したらものすごい反響で、他のスポーツでも流したいという要望がたくさん来ているというのが結論です。
そして、NBAやNHLと現在交渉中であるという事のようです。

日本人の感覚だと「インドのクリケットプレミアリーグなんて知らん」となりそうですが、実はインドではどのスポーツよりもクリケットがダントツの人気を誇っていて、すごい時は視聴率も80%以上になるとか。
実際に僕が毎日見ているCNNとかBBCとかの世界的なニュースサイトでも必ず取り上げられています。
そもそも人口がハンパないので、視聴者の規模も自然と大きくなる訳ですね。

そして、その成功例からグーグルが本気でYouTubeでのスポーツ中継に力を入れ始めたようです。

すでにMLBなんかは独自でネット中継を配信していますし、日本でも野球のパ・リーグなどが取り入れています。
パ・リーグのネット中継は結構な人気になっているようですが、まだまだ実験的というか、認知度も小さいように感じます。
それにスカパーなどの有料放送と同様にMLBもパ・リーグの中継も有料で、ビジネスモデルとしては有料会員の支払いが売上となっていますが、グーグルは広告収入で何とかしそうな雰囲気でして、無料でいろんなスポーツ中継が見れるようになるかもしれません。

逆に生放送と言えば、日本にはソフトバンクが運営するUstreamやニコ生などがあり、メディアは信用できないとこれらを使って演説?した政治家が出てきたぐらいメジャーになってきました。

先日、日本選手権をUstream中継するというカーリングの素晴らしい試みがありましたが、ネットでスポーツ中継するには放映権の問題とか画質とかカメラワークなど多くの問題があると考えられます。
だけど、ネットでは僕が考え付く限り、テレビよりも優れている利点がたくさんあります。

・自分で見たい試合を選べる
・ネットに繋がっていればどのハードウェアでも見れる(パソコン、携帯、インターネットテレビ・・・)
・複数の試合を1度に見れる(ブラウザを並べたりして)
・海外でも見れる
・試合終了まで見れる
・急な変更に素早く対応できる(試合時間変更など)
・CMとか余計な煽りVTRとかが入らない
・うるさい解説がない(これは作りによりますが)


ともかくテレビのスポーツ中継でイライラさせられるほとんど全てのものが解消されます。
僕はいいところでCMが入ったり、放送時間が終了しちゃって最後まで見れないとかが本当に嫌です。

ネット中継になってマイナスになる部分は「松木さんの適当解説が聞けない」とかぐらいです(笑)

すでにアップルTVとかグーグルTVとかが出てきているように、ハードウェアとしてのテレビは残ってもテレビ回線にじゃなくて、インターネット回線にケーブルを繋ぐようになっていきます。
この流れは止められないでしょうね。

そして、グーグルのようにメインの収入源が別にある大企業が、放映権をごっそり買っちゃって無料で流したりした日にはもうテレビ局では太刀打ちできないと思います。

後はクオリティの問題ですが、これの解決は簡単。
彼らはただテレビ局の優秀な人たちをごっそり引き抜くだけです。給料3倍にして。
FacebookがGoogle社員を大勢引き抜き、サムスンがソニー社員をごっそり引き抜き、海外企業からすれば当たり前の戦術。

この手の話は既存メディアの方が敏感に反応するのですが、こういう流れになればちゃんと腕のある人はしっかり生きていけるということですね。

僕はIT業界にいるわけですが、今は本当にメディアというものが転換期に来ている事をひしひしと感じますよ。
後はすべてコンテンツと料金しだいだと思うのですが、僕からすればただ自由にスポーツ中継を見れる環境になってくれることだけ期待します。
それが、テレビであろうが、インターネットであろうが。さて、5年後はどうなっているのでしょうか?

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この記事へのコメント

ぶろんそん : 2011/02/23 (水) 21:19:00

こんにちは。

クリケットといえばインドvsパキスタン戦。
完全に代理戦争ですね。。表現よろしくないけど。

それはさておき、NBAはLeague Passという会員制NET TVを現在展開中。MLBも同じくMLB TVを展開中。
MLB TVはPS3でも実施しており、昨シーズン体験してみたのですが非常に良かったです。過去の全試合からLiveまで観る事出来ました。映像もHDクオリティーでこれまたよし。
MLBは今回の件に追従するのかはわからないですが、NBAは既存のLeague Passはどうするのかな?と気になった次第。NHLについてはどうなんでしょうかね?主要マーケットであろう北米、北欧以外に他地域へのプロモという意味でも、ということでしょうか?
また、ESPNやSkySPORTSなどの大手スポーツ専門局もどうするんだろうか?

スポーツ中継も変革の流れが押し寄せてきたのかも知れませんね。



レイ : 2011/02/24 (木) 20:26:12

MLBの会員制有料サイトは知っていたのですが、NBAもすでにあるんですね。
そっちがある程度うまくいっていれば、あえてYouTubeで流す必要もないような気もしますね。

どうもアジアパシフィックの人がコメントしているので、やっぱり狙うのは中国とか日本とかなのかもしれません。
前にセミナーでMLBの日本責任者の方が言っていましたが、無限の可能性を秘めている中国には進出したいようですから。

近い将来、スポーツ中継は変わりそうですね~

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