スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

絶好調の柏レイソル。混迷する浦和レッズ。

昨日、国立競技場で行なわれた柏レイソルVS浦和レッズの試合を見に行きました!!
最初は小雨が降っていましたが、途中からは雨も止んでサッカー観戦には素晴らしい気候になりました。

2011-05-07 16.35.51

っと言うわけで前回から「です」「ます」調をやめてコラムっぽく書いてみているのですが、今回も引き続きそれで行きます。

3勝1敗で勢いのある柏レイソル。1勝3敗で調子の上がらない浦和レッズの試合。
試合後の各監督のコメントがすべてを物語る試合内容だった。

ネルシーニョ監督(柏)
「今日のレイソルは戦術をしっかりと理解して、90分継続して遂行できたという内容のゲームできた。分析して、プランニングして、そのとおりのゲーム運びができた。前半は早い段階で得点して、それもゲームを落ち着かせるという意味で大きな要素だったんですが、全体的に選手がプラン通りに分析したことをグラウンドの中で体現してくれた結果だと思います。」

ペトロヴィッチ監督(浦和)
「本日はまっとうな理由でレイソルが試合に勝ったと思います。自分がひとつ言いたいのは、浦和レッズに相応しくないサッカーをしてしまった。非常に自分としても恥ずかしい試合をサポーター、クラブに見せてしまった。」


そして、前半終了後及び試合終了後にレッズサポーターは大きなブーイング。
なんと順位は17位に転落。

逆にレイソルはベガルタ仙台が引き分けたため、再度1位に浮上。
まさに勢いの違いがそのまま出た試合だった。




柏レイソルは2戦連発中のベテラン北嶋が初先発。
ケガで前節出ていなかったジョルジ・ワグネルが復帰。ケガのパク・ドンヒョクに代わりイケメン増嶋がセンターバックに。
レイソル特有の「4-2-2-2」でスタート。

浦和レッズはペトロヴィッチ監督が目指すオランダ的サッカーに沿って、エジミウソン・原口・マルシオリシャルデスの3トップ。
その下には直前のケガ?でベンチにも入らなかった田中達也に代わってエスパルスから移籍してきた原一樹が初先発。
「4-3-3」でスタート。

試合が動いたのは開始1分。
右サイドバック酒井のセンターリングに、北嶋が飛び込んでレイソルが先制。
前半21分にはジョルジ・ワグネルがスーパーミドルで2対0。
後半36分にはフリーキックから途中出場の澤のヘディングを、レッズのGK山岸がファインセーブしたもののDFがクリアしたボールが北嶋の前にフワリとこぼれて、直接ボレーで3対0。
後半ロスタイムに原口が1点返すも時すでに遅し。
レイソル寄りじゃなく冷静に判断しても3対1でレイソルの完勝だった。

確かに1点目の北嶋のゴールは出来すぎというか、レッズが開始早々に攻めてきていた事もあり、うまくはまったゴールだと言えるかもしれない。
ただ、このゴールはレッズにとって痛すぎた。

一気にレッズの勢いは失速し、レイソルは攻勢に出る。
ジョルジ・ワグネルのミドルシュートは確かに素晴らしいシュートだったが、後から見返せばレッズの選手は誰もチャージに行っておらずジョルジ・ワグネルは完全にフリーの状態。
ブラジルのトップチームで活躍していた上に、初戦の清水エスパルス戦でも素晴らしいFKを決めており、このレベルにあのスペースを与えてしまっては失点に繋がるのは仕方ない。

ここでペドロヴィッチ監督は不可解な交代を実施する。
サイドバックの宇賀神に変えて野田を投入。
2点目のシーンで起点になったレアンドロに強烈タックルでイエローカードをもらったものの、宇賀神のせいで点に繋がった訳ではなく、ケガの兆候も見られなかった事から宇賀神の出来が気に入らず交代したと考えられる。
対面のレイソル酒井にかなり突破されていたのが問題と思ったのだろうか。
ただ、まだ前半23分での交代であり、ここら辺に選手と監督との間の迷いが見られた。

2点リードした事で、レイソルはDFはブロックを作り前線は前からプレスを掛けるようになり、縦に入ったボールに数人で囲みミスを誘うようになり、ロングボールは近藤&増嶋のセンターバックコンビがことごとく跳ね返した。
レッズはボールはもてるがゴールラインの外からのシュートしか打てず、ミスが連発するようになる。

前半を2対0で折り返した後の後半になってもその流れは変わらず、北嶋が2点目を決める前にも澤の折り返しにレアンドロが決めたように見えたが澤の折り返しがゴールラインを割ったという微妙な判定があったり、田中順也のサイドネットに突き刺さったヘディング、山岸がファインセーブではじき出したがこれも田中順也のシュートと、決定的場面が何度もあった。

逆にレッズはキーマンと思われたエジミウソンやマルシオリシャルデスはまったく機能せず、シュートは12本打ったのだがゴールに繋がるような危険なシュートはほとんどなかった。
唯一、気を吐いていたのは初先発だった原一樹。
菅野のスーパーセーブではじき出したミドルシュートや、さすがの突破力でレイソルのゴールを脅かした。
試合後は「点を入れなければ意味はない」みたいな発言をしていたが存在感はあったし、アピールできたのではないだろうか?

さらに原の代わりに入ったマゾーラの強引な突破が最後の原口の得点に繋がった。
レイソルはブロックを作っていたので難しいかもしれないが、もっと早い時間帯であれぐらい強引な突破が見られればもう少し早く点が入ったかもしれない。
特に最も相手として怖い(期待?)と思っていた柏木は、縦に効果的なパスを出せずに横パスやDFに戻すパスが多かったような気がする。
ゴール前のフリーキックを2回ともマルシオリシャルデスに譲ったし、主張して蹴ってしまってもよかったのでは。
そういう視点で考えると田中達也の復帰はいい方向に向かうための必須条件であると思われる。

全体的に見てもリードしていたレイソルの方が最後までボールを必死に追っていたし、レッズはボールを持っていない人の動きが少ないためパスを出しどころがなく選手を探す場面も多く見られた。
ここら辺が見ていてレイソルの方が勢いがあるように見えた要因だろう。
ついでに言えば、試合前のレッズサポーターはゴール裏全体が一糸乱れぬ応援をしていたが、途中で友達に指摘されたのだけど、ジャンプして応援しているサポーターの面積が小さくなっていくのが対面から見てわかるぐらいだった。

前半途中での選手交代や監督の試合後のコメントを見る限り、ペドロヴィッチ監督の戦術が浸透するまでには時間が掛かりそうだ。
ただ、サブにもいい選手がたくさんいるので大丈夫だと思うが、まだまだ先は長いとは言っても昨年のFC東京みたいに気がついたら後半戦に突入して、まずい状況になっているなんて事がないように建て直しは急務だ。

逆にレイソルは北嶋がまさかの得点王1位に浮上し、リーグ優勝後一歩まで行って最後まで得点王争いをしていた頃の得点感覚が戻ってきているのが大きい。むしろ、その時よりも状態はいいぐらいだ。
水野がベンチ外になるぐらいレギュラー争いは激しく、新外国人のジョルジ・ワグネルも想像以上の結果を残しており、ネルシーニョ体制が確立しつつある。
唯一、心配なのは攻撃の中心はやはりレアンドロ・ドミンゲスであり、レアンドロが何かしらで離脱するような事になった場合に同じレベルの攻撃ができるか?というところぐらいか。

ただ、北嶋が得点もそうだが、若手に大きく影響を与えており、昨年同様ネルシーニョ監督が使わざるお得ないぐらいのパフォーマンスが続けばダークホースとして上位も狙えるだろう。




関連記事

この記事へのコメント

管理人のみ通知 :

トラックバック


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。