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日本サッカーと日本に広がる諦めない気持ち「never give up」

今、日本サッカーに、いや日本に必要なもの。

日本サッカーの強みはなんだろう。
ヨーロッパのフィジカルの強さ、アフリカの身体能力の高さ、南米のテクニックのすごさ。
日本はずっと生まれ持った体格や才能の違いに苦しみ、圧倒され、潰されてきました。

海外監督を招聘し、海外サッカーを分析し、海外のシステムを取り入れ、必死にモノマネをしてきた日本ですが、マネが本家に勝てるはずはありません。
その中で、日本は日本人の特徴を活かす方向に舵を切り、最近になってやっと俊敏さと足元のうまさを活かしたサッカーが出来上がりつつあると思います。

だけど、もっと重要な事があると気づかされました。

なでしこジャパンの澤はFIFAにこうコメントを残しています。

キャプテンである私の仕事は選手を鼓舞する事です。だから、彼女達は決して諦めない。そして、私は若い選手に何かを伝えたいと思っています。

引用元:http://www.fifa.com/womensworldcup/news/newsid=1473902/index.html


女子W杯準々決勝。
「ディフェンディングチャンピオンのホームでの対戦」
「明らかにドイツに偏った審判」
「何十センチも違う身長」

まさに三重苦。

延長後半という厳しい時間。
フィジカルに勝るドイツはボールをゴール前に何度も放り込んでくる。
危ない場面が何度もあり、耐えに耐えながら、あの丸山のゴール。

そして、U-17W杯。
若いサムライブルー達はブラジル相手に後半途中0対3のビハインドの状態で、あわやのところまで追い込みました。
年代は別々ですが、日本が公式戦であそこまで王者ブラジルと対等に戦ったのは「マイアミの奇跡」と呼ばれているアトランタ五輪以来じゃないでしょうか。

彼ら、彼女らが持っていたもの。そして、今日本に大事なもの。
どんなに困難な状況でも。どんなに強い相手を目の前にしても。

諦めない気持ち。ネバーギブアップ




澤が語ったようになでしことU-17の選手達は絶対に諦めなかった。
「諦めない相手」ほど敵からすると手強い相手はいない。
そして、諦めない選手は必ず見ている人たちに何かを伝える事が出来ます。

男子サッカーA代表が2度経験したW杯の決勝トーナメント。
日韓W杯でのトルコ戦。南アフリカW杯でのパラグアイ戦。
彼らは結果的に攻める事が出来なかった。

諦めた訳ではないけど、システムやテクニックや体力の限界を超えて戦う事が出来なかったと思います。
特にトルコ戦。0対1という状況の中でもボールを後ろで回す選手達がいました。僕が見ていたカフェに集まった人たちは全員が「行けえええ!!!行かなきゃ終わるぞ!!」と叫んでいたのを覚えています。
パラグアイ戦もどこかでPKまで行ってもいいやという気持ちが必ずあったはず。PKは運です(byオシム)

「ここで行かなきゃどこで行く」という状況を2回経験した訳ですが、なでしことU-17の選手達は決して諦めずに攻めました。
結果的になでしこは劇的な勝利を挙げて、U-17は一歩届かずという正反対の結果が出ました。
だけど、以前翻訳したFIFAのコラム(世界が見たU-17W杯での日本チーム)にもあるように、U-17の戦いは世界を驚かせ、我々日本人に希望をくれたと僕も思います。
きっと日本中の疲弊している大人たちに「諦めない気持ち」が少しでも伝わったに違いありません。

被災地では子供の元気な姿が大人たちを救っていると言います。
僕ら大人が真っ先に諦めれば、もう誰も日本や子供達を救う人はいなくなるのです。

菅総理だの、東京電力だの、不満がたくさんあるのはみんな同じ。文句を言うのは簡単です。
僕は彼らに対して諦めの気持ちがあっても、自分に対して諦めの気持ちは決して持たない。
国は1人や一部の人間だけで動かしている訳ではなく、日本人・日本に住んでいる外国人・日本に関係する人々・日本を応援してくれている世界中の人々、全員で動かしているのです。

それを僕はあの2試合で感じました。
グダグダいって何もしない人は僕は嫌いです。何でもいいから今出来る事をしましょうよ。
安西先生が言ったじゃないか。

諦めたらそこで試合終了だよ

明日の朝方になでしこジャパンはスウェーデンと戦います。
彼女達の目標はドイツに勝つ事ではなくメダルを獲る事です。だから、まだ燃え尽きるのは早い。
なでしこジャパンに安西先生はいないけど澤がいる。いや、もう澤が何も言わなくても自ら諦める選手は1人もいないでしょう。

【追記】
心配ゴム用じゃなくて、御無用って感じでなでしこがスウェーデンを圧倒しました。
いやー燃えましたね!!
結果的に得点は3対1で、ボールポゼッションやシュート数、チャンスの数などで上回り、歴史的な勝利を挙げました。

だけど、最初の失点。
澤のDFへの横パスを奪われそのまま失点。
澤本人が試合後に「ミスに絡んでしまって消極的になりかけた」と話している通り、大黒柱のミスであのままズルズル主導権を握られてもおかしくなかった。
最もやってはいけないミスを大黒柱の澤がやってしまい、もしあれが決勝点になったりしたら、周りは誰も責めないだろうけど、本人に取ってサッカー人生で忘れられないミスになるところでした。

しかし、試合前に書いた通り、澤が何も言わなくても、澤がミスしても、なでしこは誰1人後ろを向く選手はいなかった。
むしろ、澤がミスした事で絶対に負けられないという気持ちになったような気がします。

初先発だった川澄が2得点。澤も汚名挽回の1得点。
全員が最後まで走り、最後まで守り、最後まで攻め続けました。
素晴らしい勝利。素晴らしい結果。そして、決勝では最高の相手。

アメリカという高い壁を越えて、W杯優勝という快挙を成し遂げられるか。
期待するなというのがムリな話。

アメリカよ!かかってこいやあああああああ!!

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