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【柔道】オリンピックより厳しい柔道全日本選抜体重別選手権

ロンドンオリンピックに向けた最終予選である柔道の全日本選抜体重別選手権が行われ、この結果を受けてオリンピック代表が決定しました。

【男子】
60キロ級 平岡拓晃(了徳寺学園職)
66キロ級 海老沼匡(パーク24)
73キロ級 中矢力(ALSOK)
81キロ級 中井貴裕(流通経大)
90キロ級 西山将士(新日鉄)
100キロ級 穴井隆将(天理大職)
100キロ超級 上川大樹(京葉ガス)

【女子】
48キロ級 福見友子(了徳寺学園職)
52キロ級 中村美里(三井住友海上)
57キロ級 松本薫(フォーリーフジャパン)
63キロ級 上野順恵(三井住友海上)
70キロ級 田知本遥(東海大)
78キロ級 緒方亜香里(筑波大)
78キロ超級 杉本美香(コマツ)

ロンドンオリンピックの代表は各階級1名であり、階級によってはオリンピック本戦よりも厳しいんじゃないかと思う戦いが繰り広げられました。
注目は女子48キロ級と52キロ級。

52キロ級は2009年、2011年の世界選手権王者である中村美里と2010年の世界選手権王者である西田優香の戦い。
正直、どっちが出ても金メダル大本命に挙げられる2人であり、2人出れないのが本当に惜しいと思わせてくれる階級。
西田は4年前に最後の最後でオリンピック出場権を逃しており、中村は北京オリンピックで悔しい銅メダルと2人ともロンドンに掛ける思いは強かったに違いありません。

両者は勝ったり負けたりを繰り返しており、これまでの実績では甲乙つけがたいため、この体重別の結果がほぼオリンピックの出場権に直結する状況でした。
順当に勝ち上がった2人は決勝で戦うことになり、4年間の努力がこの1試合ですべて決まるという形になりました。
1試合ですべてが決まるとはなんと辛い戦いでしょうか。

結果は延長まで入り優勢に進めていた中村美里が寝技1本勝ち。
そのままオリンピック代表となりました。
西田はまたも最後の最後で落選となり、世界ランキング1位の選手がオリンピックに出れないという非常に厳しい結果となりました。

本当に、本当に厳しい。
4年間の努力が1試合で決まってしまった訳で、なんで1人しか出れないんだと西田の事を考えると可哀そうでなりません。
勝負の世界とは言え、2人ともオリンピックに出してあげたいですね。まったく。

そして52キロ級同様に2人の世界王者が争った48キロ級も大変でした。
48キロ級では2009年の世界選手権王者である福見友子と2010年、2011年の世界選手権王者である浅見八瑠奈で1枚の切符を争いました。
2年連続世界王者になっている浅見が一歩リードかと言われていました。
ただ、福見は谷亮子のおかげで10年近く2番目のポジションにいて、谷引退後にやっと光を浴びるようになり、初のオリンピックは絶対に行きたいものだったと思います。

しかし、48キロ級は意外な形で決着がついてしまいました。
1回戦、2年連続の世界王者である浅見が高校生である岡本理帆にまさかの判定負け。
福見と戦う前に浅見が自らのオリンピックの道を閉ざす形となりました。

福見は決勝まで上がってきた岡本に苦戦しながらも勝利し、文句なしのオリンピック決定。
2010年の東京で行われた世界選手権で彗星の如く現れた浅見ですが、せめて決勝までいって福見に負ける結果ならばまだわからなかっただけに悔しい終わり方になってしまいました。
ただ、高校生の岡本は両者を苦しめており、次の波がすぐ来るとこら辺は日本で勝ち上がる厳しさを表していますね。

たまたま同じ時期に、たまたま同じ階級に、たまたま世界のトップが2人いたという不運。
日本じゃなければ間違いなくオリンピックに出れるのに、メダルどころか出場すら出来ないなんてあー無情。
ライバルの分まで中村と福見にはがんばって、ぜひ金メダルを取って欲しいです。

それにしても男子、特に重量級はすっかり手薄になっているのに女子は本当に心強いメンバーですね。
松本薫や上野順恵あたりも金メダル候補でしょうし、多くの階級でメダルが期待できそうです。
逆に男子は大丈夫かな?とちょっと心配になりますね。
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