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エスポワールシチー&佐藤哲三

本当は石川遼君が最年少賞金王とか、丸ちゃんが久しぶりにツアー優勝したりとゴルフの話題を書こうと思ったのですが、正直ゴルフ詳しくないのでやめました。

僕が見ているのはスポーツニュースで見ているハニカミ王子の姿しかなく、実際は彼のすごさとか彼の勝負を分けたスーパーショットとか毎回中継を見ていないとわからない事がたくさんあるんだろうと思います。

そこまで試合も見ていないし、とやかく書けるほど詳しくないので、さもずっと見てる風になると失礼だしやめました。


ですので得意の競馬で。
日曜日に行われたJCダート。

結果的に見れば1番人気に押されたエスポワールシチーが圧勝でした。



枠順もよかったですが1番枠からポンっと出ると、外国馬のティズウェイや途中ではマコトスパルビエロなんかの競り掛けにも動揺せずに、最後は後ろを確認する余裕を見せて圧勝でした。

僕は昔からサクセスブロッケンという馬が好きなので、正直勝てないだろうな~っと思いながらも情で買ってしまったので馬券的には撃沈。
残り200mまでは2番手でしぶとく粘っていましたが、最後は津波のようにかわされて4着まで落ちました。

2着、3着馬は3歳馬の新しい勢力で、すごい足で追い込んできましたが全然届かず。

1着のエスポワールシチーとの差は、着差以上に大きいと思います。


そんで一介のファンならここまででしょうが、ここは10年以上の経験という事でやっぱり見る角度が違う!!

なんて通ぶってみましたけど、今回のレースはエスポワールシチーに騎乗していた佐藤哲三ジョッキーが勝ったのが嬉しかったです。


佐藤哲三ジョッキーは、インタビューを見た方はわかると思いますが、見るからに人がよさそうな顔をしており性格も穏やかです。
インタビューを受ける姿勢もしっかり受け答えする姿はとても好感が持てます。

実績的に見れば正直そこまで輝かしいものではないのですが、それもあの人のよさが災いしているのか?


ただ、ある事件から僕は佐藤哲三ジョッキーを好きになりました。
その昔、佐藤哲三ジョッキーが乗っていたラガーレグルスという馬がいたんですよ。

その馬はデビューしてから力のあるところを見せて、すぐに重賞を勝ちました。
ただ、クラシックレースの第一弾である皐月賞の前哨戦あたりで、ある弱点が浮き出てきました。

それはゲート。スタートですね。

この馬、閉所恐怖症らしくゲートの中に長時間いると怯えてしまい、思いっきり出遅れてしまう。
ちゃんと走れば強いのに、その出遅れのせいで前哨戦は惨敗し、本番の皐月賞はついていないことにゲートに入れられるのが早い一番内枠の1番。

僕はラガーレグルスを好きになってしまったので、その時の皐月賞はラガーレグルス流し。

「ともかく無事に出てくれ~」って感じで祈りましたが。。。


ゲートが開く直前に暴れて最悪のタイミングでゲートが開き、そのまま尻餅をつくような状態で後ろにひっくり返ってしまいました。



まさに唖然ですね。。。

出遅れた馬が1頭がいなかったので、ちゃんと出た~って一瞬思ったのですが、よーく見ると

ひっくり返る馬、振り落とされた佐藤哲三ジョッキー、一斉に駆け寄る係員。

G1レースでゲートから出れなかった馬は未だにラガーレグルスしか知りません。
開始0秒ですべての馬券が紙くずになった瞬間でした。


G1レースで世紀の大失敗をしてしまったラガーレグルスと佐藤哲三ジョッキー。

さすがにJRAもお咎めなしとはいかず、ラガーレグルスにはゲート試験を通らないと出走できなくなってしまいました。
それも次はダービーです。

その試験は至って簡単。

普通のレースがある日のお昼。レースの時間が少し空くのですが、その時に実際のゲートに入って開いたら出る。
これを3回(だったかな?)やるといったシンプルかつ普通の馬ならば何の問題もない試験です。

だけど、ラガーレグルスにとっては大変な試験です。

実際に観客のいる競馬場で、観客の目の前のゲートに入れられ、しばらくジッとしてから出る。
佐藤哲三ジョッキーはともかく怖がらないようになだめながら試験に臨みました。

本当に心のない人がいるもんです。

そんな試験をやっている最中に、何と客席から野次を飛ばす人がいたそうです。

野次にも負けず確か2回目までは何とか出てくれたのですが、3回目でまた暴れて尻餅をついてしまいました。

僕は馬券が紙くずになろうとも、好きな馬でダービーに出ればまた中心して買うつもりだったので試験の合格を祈っていましたが、これでダービーの夢はたたれました。


試験失敗後、誰よりもラガーレグルスのダービー出走を願っていた佐藤哲三ジョッキーは、あんな温厚なタイプにも係らず心無い野次を飛ばした観客にすごい勢いで詰め寄ったそうです。

その記事を読んだ時、佐藤哲三ジョッキーを好きになりました。
怒る時は怒るべきだし、言う時は言うべきだ。

ジョッキー同士の喧嘩は前にありましたけど、ジョッキーが観客に詰め寄ったのはこれまた僕の知る限り佐藤哲三ジョッキーだけです。

温厚な顔の下には熱い思いがあるんだよ。


そんな佐藤哲三ジョッキーですが、G1レースに勝ったのはもう何年ぶりかで、その時も逃げ切りを決めて勝ちました。
そのレースも思い出深いです。

忘れもしないジャパンカップ。

ジョッキーと同じくそれまで正直パッとしなかったタップダンスシチーという馬に佐藤哲三ジョッキーは騎乗していました。
競馬の世界では、人間界と同じく年を取ってから強くなることを晩成型といいます。

タップダンスシチーは晩成型の典型的なパターンで、デビューしたから何年もしてやっとこ重賞レースに勝てるようになってきました。


ただ、ジャパンカップは世界の強豪や、国内の一流馬が出るレースで、人馬ともにパッとしないタップダンスシチーの人気は低かった。

その日の馬場はドロドロの重馬場で、スタート後タップダンスシチーは猛然と前に出て、後続を引き離して逃げました。
はっきり言って誰もが玉砕覚悟の逃げだと思っていて、勝手に失速するだろうとどの馬も追いかけません。
ジャパンカップが行われる東京競馬場は特に直線が長いため、慌てて追いかけなくても追い込みが決まりやすい競馬場です。


直線に入った時にはすでに何馬身も引き離しており、ここら辺で観客は「もしかして・・・」、他のジョッキーはきっと「まずい」と気づいたでしょう。
実況の人は「大波乱の予感」を叫んでおり、佐藤哲三一世一代の大勝負!!って感じで人馬ともに必死に逃げまくる。

ドロドロの馬場は他の馬の切れ味を奪い、当時最強だったシンボリクリスエスを含む他の強豪馬は後ろでもがいている。

結局ほとんど差は縮まらないまま大楽勝で逃げ切りました。




ここでも控えめな佐藤哲三ジョッキーは、派手なガッツポーズもなく、静かに一周して戻ってきました。
その後、タップダンスシチーは海外挑戦するなど、強豪の一角として数年走りましたがこのレースがすべてのきっかけといえると思います。

何となく今回の逃げ切り勝利はタップダンスシチーの逃げ切りを思い出しましたね。
性格は温厚だが、心は熱い!佐藤哲三ジョッキーの勝利に、馬券は外れましたけど拍手を送りたいと思います。


エスポワールシチーはまだ4歳で、今回の強さを見る限り現段階ではダートNo.1です。
佐藤哲三ジョッキーにとっても飛躍するチャンスで、バシバシG1を勝って欲しいと思います。

そして、出来れば日本人の夢であるドバイワールドカップで、世界の強豪を引き連れたまま逃げ切って欲しいです。



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